工房の中へ入ると早速、これまでの経緯と紹介を受けた楽器に対する話題へと移っていった。
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3m(メートル)はあるだろう、壁の全面には材料、ニスの材料、書籍、そして小物が所狭しと整理されていた。
話題は次のことをベースに進んでいきます。
説明はイタリア語だったため、日本語での解釈、ニュアンスが難しいと思う箇所もありますが私なりに
M^から得た情熱、パワーを伝えればと思います。
事実、私は方向性に悩んでいた当時、彼と出逢えたことで最高の助言を頂戴しました。
その言葉は、どんな業種の方にも力を与えてくれると信じています。
- Berlin Phill.
- 借金をしてまでFioriniから引き取った材料
- 楽器には個性が、それがコピーであってはならない
- 試奏を何度も
- 説得力の裏には
- ここで生活をすることは
では、また後ほど!!
M^, はテーブルに置いてあった手帳を手に取った。
1974年に制作されたこのヴィオラは、当時ベルリンフィルのある奏者の依頼を受けて製作した楽器だった。
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制作され31年が経つが、何処にも曇りがないこの楽器に私は惚れ込んだ。
これが彼の作る楽器なのだと。
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続く
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