Gazzetta della Liuteria SARA' VIOLINIの創刊です!!!--- 気の向くままに思いついたままに--- 面白可笑しく・・・?!時には真面目にいろいろと紹介して行こうと思います!!!

Giornale(ジョルナーレ)は、新聞のこと。
Gazzetta(ガゼッタ)も新聞のこと。

17世紀のVeneziaでは、1ガゼット(通貨名称)で
新聞"La gazeta dele Novita'"が1部買えたことに由来するとか。
それから噂好き、お喋り、なんていう意味もあります。

ゴシップに近い!!! Gazzetta Della Liuteria SARA' VIOLINI


ここに添付してる写真の原寸大がほしいと希望される方は、
ご連絡下さい!!
因みに、右の写真はミラノのポルタ・ヴェネツィア地区にある
アパルタメントです。
壁面にはアールヌーボーのタイル絵が描かれたもの!!
(426KB : 1536*2048ピクセル)



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Lingua
10 Marzo 2004

日本には目上の方に対して使う丁寧語があるように、イタリアにも同様に丁寧語が
あります。
ほとんどの場合、初対面でもいつの間にか丁寧語が通常の友達と会話をする場合
の言葉に取って代わってますが…。

年齢を重視する日本とは少し違った使い分けをするイタリア。
それはどんな場合なのでしょう。
水臭い丁寧語はよそうとじゃないかと目上の方から、持ち出すこともあれば
(下に記すルカがそうでした)、丁寧語を使うことを嫌う方もいます。
誤解をされるといけないので補足的に説明を少し。

ある意味、ヨーロッパでは年齢をそれほど重視しない。
興味がないといってもおかしくないと思います。
対等の扱いを受けると言ったほうが良いのかな・・・。
一言でいえば、自分らしさを尊重する文化があるからこそ対等にものが言えるの
だと思います。

例えば、私より年上の彼達とは丁寧語で会話をしないし、お互いがNome(名)で
接している。
Maestro Simeone MORASSIはシーメン・・・!
Maestro Sandro Asinariはサンドロ・・・!
Maestro Fabio dalla COSTAはファビオ・・・!
Maestro Luca PRIMONもルカ・・・です!!

でもさすがに、Maestro Gio Batta MORASSIだけは『MAESTRO』でした。
使うなって言われても使っていましたね!!
尊敬だけでなく、敬意を払った対話・会話でした。
でも冗談を言うときのMaestroには、ツッコミが普通に入ってましたけど・・・。
威厳のある気さくな師匠。
私は大好きです。

イタリアでは、人間的に魅力的かどうかと言うことがまず問われるんだと思う。
『魅力的』と一括りにすると、抽象的なイメージが沸いてしまいそうですが
いろんな意味合いが込められていると思う。
自分らしさや自らの誇り、製作に対する情熱、哲学、理念などなど
日本では年功序列がまだまだ根強いですよね・・・。
若い世代が変えていかなくてどうするんですか?

私は魅力的な人間でありたいですね!!

因みに年下の同級生や制作者からは私も『ショウゾウ』って呼捨てされてましたよ。
これもまた対等の扱いですね!!